new 2019.11.18 |163view

各方面で導入が進む無人レジとは?メリット・デメリットを徹底解説

無人レジを導入しているスーパーマーケットやコンビニが増えてきており、目にする機会も増えて来たのではないでしょうか。
無人レジの導入にはメリットがある反面、デメリットも存在するため、デメリットも考慮した上で導入を検討しなければいけません。
この記事では、無人レジの概要と、無人レジ導入に伴うメリット・デメリットを解説していきます。

無人レジとは

無人レジとは、言葉の通りレジにスタッフを配置しないレジスターのことを指します。
顧客が商品の支払いを行うレジスターを完全に自動化したものが無人レジです。
従来のレジであれば、スタッフが商品のバーコードなどをスキャンして、
顧客の支払いに対応していましたが、無人レジならば顧客の会計時にスタッフが立ち会う必要はなくなります。

無人レジにはいくつかの種類があり、仕組みはそれぞれ異なります。
商品のスキャンから精算までを顧客自身が行うものが無人レジですが、
商品のスキャンはスタッフが行い精算は顧客が機械を操作して行う、
無人レジと従来のレジの中間のような「セミセルフレジ」というものも存在しています。

無人レジの種類

無人レジにはいくつかの方式が存在しています。
一般的なタイプとして普及しているのが、従来のレジでスタッフが行っていた
コードの読み取り作業を顧客に任せて会計するセルフレジです。
しかし、コードの読み取りが不慣れな顧客の会計には時間がかかるという問題がセルフレジにはあり、
それを解消すべく生まれたのがセミセルフレジです。
セミセルフレジは従来のレジ同様にレジ1台あたりに1人の人員を割かなければいけませんが、
会計自体は自動化されているため従来のレジよりも回転率がよくなるという点があります。

自動会計レジというタイプも存在しており、商品に取りつけられたICタグを専用レジが自動的に読み取って金額を示してくれるので、
商品を1つずつスキャンする手間が省けます。
カゴや袋に商品を入れたままの状態でスピーディーに会計できるのが特徴で、
自動会計レジならばセルフレジのように顧客がスキャンで戸惑うことがなくなります。
その他にも、そもそもレジを置かないという新しい試みを行っている店舗もあります。
そのような店舗はレジレス店舗と言い、実店舗でありながら会計はモバイル決済を採用しているため、レジが不要になるのです。
仕組みとしては、ネットアカウントでログインしてから実店舗で商品を選び、
後はそのまま店を出ればモバイル決済で会計が完了するというものです。
アメリカや中国の一部で導入され始めており、スマホさえ持っていれば買い物ができるようになっています。

無人レジ導入に伴うメリット

セルフレジや自動会計レジなどの無人レジを導入する最大のメリットは大幅な人件費削減です。
従来のレジであれば、レジ操作のために人員を割かなければいけませんでした。
しかし、セルフレジや自動会計レジならば、すべてのレジにスタッフを置く必要がなく、
顧客が会計で困った際に対応できるだけの人員をレジに割けば十分になります。
無人レジの導入は初期費用がかかるものの、長期的な目で見ると人件費削減によるコストカットが見込めます。
また、スタッフの負担が1つ減ることでその他の業務に専念することができるため、スタッフの作業効率の向上も期待できるでしょう。
さらに、無人レジ導入で必要なスタッフの数が減るため、人手不足の問題も解消できる可能性があります。

その他のメリットとして、レジの混雑緩和も挙げられます。
レジがあまりにも混雑していると、「今この店で買わなくてもいいかな」と顧客に思わせてしまい、
売上減少につながる恐れもあります。
ICタグを読み込む自動会計レジは言うまでもありませんが、
セルフレジでも顧客が慣れれば従来の1.5倍のスピードで会計できるようになると言われています。
無人レジの導入によってレジの混雑を緩和できれば、顧客の購買意欲をなくすことを避けられるでしょう。

また、顧客の中には「自分が買うものをあまり他人に触られたくない」という人もおり、
そのような顧客はネット通販などに流れる可能性があります。
スタッフを介さない無人レジならば、そのような顧客でも安心して利用することができるというのも無人レジのメリットと言えます。

無人レジ導入に伴うデメリット

一見メリットが豊富な無人レジですが、当然ながらデメリットも存在します。
代表的なデメリットは初期費用の高さです。
特に自動会計レジの初期費用が高額で、商品の情報を入れたICタグをすべての商品に取りつけなければならず、
ICタグ1枚あたり10〜20円の費用が発生します。
これを店内すべての商品につけた場合、合計金額を考えると大きな負担になることがわかります。
もちろん、決して安くはないレジスター本体も導入しなければならないため、
初期費用と人件費を見比べてしっかり検討する必要があります。

また、顧客の操作ミスによって不利益が生じる可能性もあります。
無人レジの機種や仕組みによっては金額を手入力することもあり、
スキャン忘れなどで料金をきっちり支払ってもらえないリスクがあるのです。
さらに、人の目がない無人レジだからこそ万引き対策を厳重に行っておく必要もあります。
「無人レジ付近に防犯カメラを設置」「スタッフを常駐させる」など、万引き対策のコストも考慮しておく必要があります。

混雑解消を無人レジのメリットとして挙げましたが、操作をわかりやすくしておかないと逆に顧客の会計が進まず、
レジが混雑する恐れがあります。
このデメリットを解消するには、わかりやすい操作説明や、
トラブル発生時にスタッフが迅速に対応できるような体制づくりが重要になってきます。

メリット・デメリットを理解したうえで無人レジ導入を検討しよう

無人レジの導入には、人員削減や混雑緩和などのメリットがありますが、
高額な初期費用や万引き対策の必要性などのデメリットも少なからず存在しています。
無人レジを導入するのならば、メリットとデメリットをしっかりと見比べたうえで、
ショップ経営に役立つと確信できてから行う必要があります。
また、どのタイプの無人レジが自社に最適かもしっかり検討しましょう。

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